片付け
実家の片付けが気になります。
高齢になると体力が衰え、重いものは持ち上げられないし、高いところに手が届かなくなります。
とはいえ、頭ごなしに片づけろと言うだけでは喧嘩になりますね。
物につまづいて転んだり、タンスや棚から物が落ちてきたら心配だというような具合に、親の実を案じているというスタンスで行くといいでしょう。
乗らなくなった自転車やバイクなどは明らかにいらないものですから、処分しやすいですね。
靴や服などは、実際に着られるか確認して、身につけられなくなったものは処分していきましょう。
自分の子どもの頃の思い出の品などは、自分で持って帰るのもいいでしょう。
片付けは脳にとってかなりのエネルギーを使う重労働です。
片づけられずに散らかっている状態は、脳の処理能力を超えているのです。
物が少ない状態の方が脳には優しいのです。
片付けは持って生まれた能力ではなく、学習して身に付く後天的な能力です。
自分の行動をコントロールし、段取りを考えて実行し、調整するという高度な能力が駆使されるのです。